まず水槽導入前に
導入前に読んで参考にして下さい
良い水槽の見分け方
参考にちょっと???と思う水槽を以下に掲載します。
他社製水槽の修理依頼を受けた時の話です。
貝類売り場用水槽です。
問題のろ過槽は、水槽架台下の右側です。
原因はろ過ワタが目詰まりしていて、ウールボックスから海水が外に溢れ出ていました。
当然床はビショビショに濡れており、海水は減り、濾過槽の水は無くなり、水は濁っていました。
ろ過槽から水が漏れるとのことで、修理対応した時の画像です。
貝類売り場用水槽です。
問題のろ過槽は、水槽架台下の右側です。
原因はろ過ワタが目詰まりしていて、ウールボックスから海水が外に溢れ出ていました。
当然床はビショビショに濡れており、海水は減り、濾過槽の水は無くなり、水は濁っていました。

お店は京都、水槽会社は東京。スグに対応してくれません。
売場ご担当者様は水槽のことがわからないので、夜間修理で対応させていただきました。

現場に到着して、ウールボックスを掃除しようとしましたが、ここで驚愕の事実がわかりました。
ウールボックスが取れません!!。
自社製作じゃないので、コツがあるのかなぁ...30分ほど試行錯誤したのですが、どうにもなりません。



次に動画を掲載しておきます。
ウールボックスを外し、オーバーフローパイプをろ過槽に落とし込み、シャワー管でろ過槽内に落ちるように改造した動画です。
メンテナンス不可能な水槽がなぜ納品されたのか、また、製造元はどういう意図でこのような水槽を納品したのか?
また、もし製造元が自社で引き続きメンテナンスする場合、どうやってメンテナンスするつもりだったのか?理解が出来ない設備ないようでした。
フロアもビショ濡れだし、この会社は漏水の保険とか入っているのか?今までトラブルはなかったのか、疑問で頭がいっぱいです。
水槽ユーザー様に何故、メンテナンス不可能な水槽が納品されたのか、尋ねました。
考えられる答えは、仮配管して、試運転してないのではないか?
というのも、当社では納品時間が2~3時間程度で完了します。
工場ですべて、仮配管して試運転してから、現場に搬入します。
最後に塩ビ配管に接着剤を着けて、試運転、水漏れチェックして完了です。
今回のこの水槽では夜間搬入で朝方までかかったとのことでした。
現場で水配管をすると、どこを通すのが最適を考えながらすると、結構時間がかかります。
当然、時間が限られているので、いわゆる”やっつけ仕事”になりがちかと想像できます。
ユーザー様に、1年ほどでこの状況なら、弊社の費用をメーカー側に伝えて、負担してもらっては、と提案しました。
だけど、もうその会社とは付き合いたくないとのことで、ユーザー様費用負担での修理となりました。