水槽の設計について
Ⅰ.定番(一般的)な活魚水槽の場合
1.どこでも簡単に置くことはできません!!!
- 設置する店の階(2Fは重量注意)
- 床材(フローリング注意)
- 電源確保(単独電源、大きさによっては動力<三相200V>も必要)
- 設置場所が水漏れしても大丈夫か(100%漏れないなんてありません)
- 排熱がキッチリできる場所か
- ………..その他、平面図を見ないと最適な水槽が設計できません。
2.店のどこに置きますか(平面図で教えてください)
冷却機に吸込と排熱の設計が大事です。どこにでも置けるわけではありませ。
活魚水槽の機器類と水槽コーナー配管隠しと冷凍機の位置関係を説明します。
水槽コーナー(配管隠し)の下に、ろ過層を配置します。オーバーフローパイプの距離が短くできるメリットがあります。
ろ過槽位置が水槽コーナーの下になるので、機器類は必然的に水槽コーナーの反対側になります。
(構造が分かりやすいので株ゼンスイ様画像より引用させていただきました)

上記画像の水槽架台下にある「クーラー」。このクーラーは前からフレッシュな空気を吸って、背面に熱交換した熱い空気を排出します。
当然、クーラーの前後に壁など遮蔽物があると、水槽の水が冷えません。
設置場所はこの冷却の吸込、排熱場所を考慮しないと、夏に冷えない場合があります。
3.水槽コーナー、機器類レイアウトの事例
一般的活魚水槽は配管隠しコーナーがあるので、正面と背面があります。
お客様に対して、水槽正面を見せる場合でも設置位置によって、冷却の吸込、排熱位置が変わります。
客席ホール内に置く場合、背面が壁の場合が多いです。
カウンター内や厨房内に設置する場合は、ホール内設置とは逆に、背面が吸込、正面が排熱になります。

上記画像の水槽架台下にある「クーラー」。このクーラーは前からフレッシュな空気を吸って、背面に熱交換した熱い空気を排出します。
当然、クーラーの前後に壁など遮蔽物があると、水槽の水が冷えません。
設置場所はこの冷却の吸込、排熱場所を考慮しないと、夏に冷えない場合があります。
水槽設計のコツや事前準備について説明します。
ただいま製作中です。(しばらくお待ちください)
活魚水槽を便利に、使いやすく、長ご利用いただけるように、計画段階で準備いただきたいコトなどをお知らせしたいと考えております。
ですが、水槽の修理依頼、製造の合間に自社ホームページを更新しておりますので、時間が取れた時に少しづつ更新します。
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