まず水槽導入前に

導入前に読んで参考にして下さい

水槽設置リスクと業者選定

水槽設置リスクと業者選定

そもそも水槽導入しても大丈夫な建物ですか?

1.水漏れした場合の被害想定してますか?

海水を循環させているので、100%水が漏れないということはありません。

可能な限り防水処理された区画(厨房内)に設置いただくか、漏れても被害が少ない場所へ設置することをご検討下さい。

当社製水槽ではありませんが、地下街まで水漏れして、電気関連設備の補償をされたお客様がいらっしゃいます。

その設備業者は連絡がつかなくなり、結果、当社に水槽の補修・改修工事の依頼いただくこととなりました。

弊社の場合1年は製造物保証保険で対応できますが、2年目以降はお客様にて保険対応になります。

活魚水槽に新規参入して漏水事故等で撤退する業者さんも少なくないのではないでしょうか。

活魚水槽に新規参入して漏水事故等で撤退する業者さんも少なくないのではないでしょうか。

2.建物自体が水槽の重さに耐えれますか?

水槽は結構重いです。

ビルの床の耐荷重は300kg~500kg/平米で作られていることが多いです。

つまり面積あたり300kgだと水深30cmまでの水槽しか設置できません。

飲み屋街で有名な大阪北新地で3Fの古いテナントビルに水槽設置依頼がありました。水槽の重さの件、漏水リスクを説明したところ、ビルオーナー側から「そんな設備はダメ」と断られました。

結局、かなりの確率で水漏れないように、水槽の設計をして、水深は30cm以下で運用する約束で、水槽納品となりました。

2F以上でも柱横、梁上、さらに水深は50cmくらいでも水槽自体が90cm幅とトータル重量でそれほど重くない場合は許可いただける場合があります。

3.床の材質大丈夫ですか?

活魚水槽は魚の出し入れがあるので、どうしても海水が床に垂れます。

床材に木質系フローリング材を利用されている店舗に水槽を納品したことがありました。

 

既存店舗なのでリスクは説明しましたが、それでも床が少しずつ、海水を吸って膨張し、腐ってきました。

水槽床面はコンクリートか樹脂系の材料をお使い下さい。した。

また、床を造作して少し上げている場合など、前項で説明したとおり、過重で床が沈むこともあります。

既存店の場合は床の確認は大事です。

水槽業者の選び方

どの業者に依頼したらいいかわからない?

1.知り合いに聞く

同じ飲食業界の方で水槽導入されてる方に聞くか、活魚仕入れ業者に尋ねるのがいいかと思います。

 

特にアフターサービスがどうかチェックすることをお勧めします。

 

2.近くの業者

修理等考えるとお近くの業者がいいと思います。

<事例>

京都のお客様が東京の業者に水槽を製作してもらった事例があります。

 納品役1年ほど経過して、水槽の調子が悪くなり、点検依頼されたら「来月、関西方面いくので」との返答で、すぐに対応してもらえませんでした。

 そのお客様はネットで弊社に電話いただき、その後京阪神エリアの水槽は弊社でメンテナンスさせていただく運びとなりました。

やはり近くの水槽業者でないと、対応が遅くなりがちかと思います。

3.設備に強い業者

その水槽業者は電源位置や排水位置、また水槽設置位置に関して、適切なアドバイスがありましたか?

冷却の吸い込み位置、吹き出し位置に関して打ち合わせされましたか?(特に夏場は冷却の風の流れが重要です)

例えば水槽の背面が壁の場合、水槽バックにシートを張るなどの対策をしてくれましたか?

水槽床面の材質のチェックされましたか?

 

水槽床面の材質のチェックされましたか?

 

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